日立、IIJ、KDDIなど7社、ネットワーク側でセキュリティ確保する技術を開発 (MYCOMジャーナル)

7社が一体となって安全なインターネット環境構築するそうです。こういうサービス面白そうですねぇ。

日立製作所インターネットイニシアティブ(IIJ)、KDDI研究所、KDDINTTコミュニケーションズ(NTT Com)、NEC富士通の7社は、安全なインターネット環境を実現する技術「Secure Service Platform」を開発した。ネットワーク側に高度なセキュリティ機能を備えることにより、ユーザー側の設定の手間がかからず、インターネットサービスプロバイダー(ISP)のセキュリティ関連設備負担を軽減することができるという。

各社が共同して得意技術分野で力を発揮したみたいです。

「ネットワーク仲介型認証技術」は、煩雑な設定なしにネットワークがユーザーを特定、認証した上で、ユーザーのプライバシーを保護しながらサービスとの接続を確立するもので、IPアドレス管理などの技術は日立が、プライバシー保護のため、サービスごとに異なるIDを割り当てる技術はKDDI研究所が担当した。クライアント管理技術はIIJが、Webサービス構築・運用技術はKDDIが担当した。

3年の研究結果かぁ。

これら7社は、2004年度から総務省の委託で、「高度ネットワーク認証基盤技術に関する研究開発-認証機能を具備するサービスプラットフォーム技術」の研究を進めており、今回の技術は、3年間にわたる研究の成果となる。7社は総務省とともに、合同の実証実験で、この技術を2007年1月15日〜1月19 日(17日は除く)までの期間、一般公開する予定だ。「安心・安全インターネット推進協議会」の協力も得て、「Secure Service Platform」で提供されるプラットフォーム上でのインターネットの利用を通して、安心・安全なインターネットをデモシステムなどにより体感できる。