Web2.0のサービスが新たなセキュリティリスクに:日経パソコンオンライン

ホーガン氏はWeb2.0という言葉で語られるサービス群に伴うリスクについても触れた。「Web2.0という考えが出てきて、従来のWebサイトではできなかったことが可能になった。それ自体はいいこと。しかし、新たなセキュリティ上の問題が出てくる可能性がある」(同氏)。一つはAjaxなど、 Web2.0に関連する技術が持っている問題であるという。例えばAjaxを使ったWebサービスには、ユーザーの操作を予測して、必要になりそうなデータやコードをあらかじめダウンロードしておくといった挙動をとるものがある。こうした今までのWebサービスにない動きが悪用される可能性があるというのだ。

Targeted Attackは金銭目的というか、儲かるのでやるので、巧妙に動作するものが増えてきているそうですね。

さらにホーガン氏は、不正プログラム作者の動機が愉快犯、功名心から金儲けへと変化してきたというここ数年の傾向に触れた。ユーザーに気づかれずに金銭的利益を得るため、不正プログラムは感染しても目立たないように活動する。