【セキュリティ ニュース】脆弱な「Struts 2」サイトの探索行為 - ロシアの攻撃グループが関与か(1ページ目 / 全1ページ):Security NEXT

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メモ

Apache Struts 2」に深刻な脆弱性「CVE-2018-11776」が見つかった問題で、ロシアを発信元とした探索行為が確認された。攻撃グループ「BOLIC14」が攻撃ツールの開発や探索行為に関わっているとの指摘が出ている。
ロシアの特定IPアドレスを発信元とし、脆弱性が解消されていないシステムを探索する活動が検知されたもの。攻撃グループは、地下フォーラムで脆弱なアプリケーションを3万4000件以上把握しているなどと主張していた。
Antuitでは、利用する攻撃技術や攻撃に関するIOCなどから、ロシアの攻撃グループ「BOLIC14」を主体とする活動であると分析。同グループは、ロシア、あるいはベラルーシに拠点を置き、経済的な利益を目的として通信やエネルギーといった重要インフラなどを対象に攻撃を展開するグループだという。
同社は、「BOLIC14」が脆弱性を悪用するツール「PsionApache2」の開発や実行に同グループが関わったことを確認し、ターゲットリストなどの会話などから確度が高いものであると説明。エクスプロイトは、GitHub上で公開されているコードをカスタマイズして作成されたものと見られている。

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