ほぼ全ての最新ノートPCに脆弱性、コールドブート攻撃で情報盗まれるおそれ - CNET Japan

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ほぼ全ての最新ノートPCに、ロックされたデバイスから情報を盗むことが可能なセキュリティホールが存在することが明らかになった。
 F-Secureの主席セキュリティコンサルタントOlle Segerdahl氏は、米国時間9月13日の発表の中で、この攻撃を実行するのにかかる時間は5分ほどだと述べている。コールドブート攻撃は、コンピュータを強制的に再起動し、直前にRAMに保存されていたデータを読み出すことで秘密情報を盗む攻撃手法だ。
 この攻撃は2008年から知られているが、今日のほとんどのコンピュータには、秘密情報を盗まれないよう、必要に応じてRAMに保存されているデータを削除する対策が施されている。この攻撃を行うには、コンピュータへの物理的なアクセスと専用のツール(USBメモリに保存したプログラムなど)が必要なため、一般的なユーザーはそれほど心配をする必要はない。
 しかしSegerdahl氏をはじめとするF-Secureの研究者らは、現在施されている安全対策を無効化して、コールドブート攻撃によってデータを入手する方法を発見したという。

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