2つの特許技術用いた国産ランサムウェア対策ソフトウェア発売(MBSD) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]

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暗号化されるファイル検知のランサムウエア対策ソフト。

「MBSD Ransomware Defender」に搭載されたのは、2016年に登録された特許第5996145号と、2017年に登録された特許第6219550号。同技術は現在米国でも特許申請中。
MBSDは、SOCや脆弱性診断、コンサルティング、教育など、もっぱらセキュリティ“サービス”企業として知られてきた。これまでも顧客向けにSIEMをスクラッチで特注開発するなどの開発能力を有していたが、「MBSD Ransomware Defender」は初めての一般市場向け自社開発製品となる。
現在のランサムウェア対策には、パターンファイルや振る舞いによる検知、デセプション技術などが用いられている。「MBSD Ransomware Defender」は、ランサムウェア本体やその挙動ではなく、暗号化される当の「ファイル側」に着目した。暗号化される際のファイルの構造変化を監視・検知し暗号化を止める。同社コンサルティングサービス事業本部 サイバーインテリジェンスグループがこれまで世界中から収集したランサムウェア全検体で防御を確認済みだという。

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