相手を信用させる前例なき手口 コインチェック攻撃で明らかに | NHKニュース

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メモ

ことし1月、大手交換会社「コインチェック」から「NEM」と呼ばれる仮想通貨580億円相当が流出した事件をめぐっては、ウイルスが仕込まれた英文のメールを社員が開いたことでパソコンが感染し、ここを足がかりに不正アクセスを受けたことがわかっています。
コインチェックの通信記録や社員のメールなどを分析した結果、犯人は事件の半年余り前からSNSなどを通じてシステムの管理権限を持つコインチェックの技術者を複数割り出し、それぞれに対してネットを通じて偽名で交流を重ねていたことが関係者への取材でわかりました。
この間、不審な行動は一切行わず時間をかけて信用させたうえでウイルスを仕込んだメールを送った結果、これらの技術者も疑うことなくメールを開いてしまったということです。
ウイルス感染後、海外との不審な通信が急速に増えていることから、犯人は管理権限を奪って外部からシステムの内容を調べ、インターネットにつながった状態で巨額が保管されていたNEMを盗み出したとみられています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180512/k10011436321000.html

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