突如現れた軽量OSの「Windows 10 Lean」とは? (1/2) - ITmedia PC USER

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Windows10 Leanというエディション

一方、少し気の早い話だが、2018年秋(10月ごろ)の分のWindows 10次期大型アップデートである「Redstone 5(RS5)」の準備も進んでいる。Windows Insider Programの参加者で「Skip Ahead(1つ先の世代のビルドを試用できる設定)」を選択したユーザーは、既に2018年2月から開発中のRS5をいち早く体験している状況だ。
 これまでRS5のビルドは何度か更新されてきたが、Windows 10の新エディションが現れて、ちょっとした話題になっている。「Windows 10 Lean」と呼ばれるこの新エディションはどのようなものなのだろうか。

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同氏によれば、最大の特徴はファイルサイズにあり、Windows 10 Proの64bit版と比較して2GBほどクリーンインストール時のサイズが小さいという。その代わり、壁紙やWindows 10の他のエディションで標準搭載される多くのファイルが含まれておらず、CD・DVDの読み書きに必要なドライバさえなく、これがインストール容量全体の圧縮につながっているようだ。
 ここには「レジストリエディタ(regedit.ext)」さえ含まれていない一方で、「Windows 10 S」のように「コマンドプロンプト(cmd.exe)」やレジストリエディタの実行自体はブロックされておらず、ファイルを移動してくれば問題なく利用できるという。MMC(Microsoft Management Console)のようなコンソールも同様だという。

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ARM版のLean!!!!

この他、Arm版Windows 10 Leanの導入に成功したという報告もあり、いわゆる「Windows on Snapdragon」のデバイスでの利用も想定しているようだ。

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