北朝鮮のセキュリティソフトに日本の技術、流出経緯は不明--チェックポイント - ZDNet Japan

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メモ

Check Point Software Technologiesは5月1日、北朝鮮製のセキュリティソフト「SiliVaccine」に、10年前のトレンドマイクロのスキャンエンジン技術が使われていたことが分かったと発表した。
 Check Pointによると、SiliVaccineに関する解析は、北朝鮮の技術動向を追うジャーナリストのMartyn Williams氏の情報提供をきっかけに行った。Williams氏は、2014年7月に日本のエンジニアとされる「Kang Yong Hak」を名乗る人物から、SiliVaccineのサンプルデータを受け取ったという。
 同社でSiliVaccineのフォレンジック解析を行った結果、ファイルスキャンエンジンのソースコードの多くが、2008年8月にリリースされたトレンドマイクロのセキュリティ製品のソースコードと一致したした。このことは、SiliVaccineの開発者がトレンドマイクロ製品のライブラリやソースコードにアクセスできたことを意味し、本来は非公開であるはずのこれらの情報を知り得たことが重大な懸念事項だとしている。

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