元組み込みエンジニアの農家が挑む「きゅうり選別AI」 試作機3台、2年間の軌跡 (1/3) - ITmedia エンタープライズ

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きゅうり選別AI!!!!

小池さんの家では、出荷時にきゅうりを9種類に選別しており、収穫のピーク時には1日約500キロ(約4000本)ものきゅうりを仕分けることもある。規模の小さい個人農家では、大掛かりな仕分け機を買うメリットが少ないため、手作業にならざるを得ないそうだ。仕分け担当である小池さんの母親は、1日8時間以上ずっとその作業に追われることもあったという。
 「1つとして同じ形のきゅうりはありません。形や大きさ、表面のツヤ、曲がり具合、太さの均一さなど、確認するポイントが非常に多く、また、選別する等級を間違うとクレームにつながることもあるため、忙しいときだけバイトを雇って手伝ってもらう、といった手段も取りにくい。何より問題なのが、この作業に時間をかけても、別にきゅうりの収穫量や品質が上がるわけではないということ。なるべく時間を減らしたい作業なのです」(小池さん)

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