砂漠の国イスラエルが「水の超大国」に化けた理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

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イスラエルが水問題解決したのは、浄化水の活用と、塩水の脱塩でらしい。民間が水を作って国内の70%がそれらしい。

イスラエルでは水不足は語り尽くされたテーマだ。人々は水を無駄にしないよう幼い頃から教え込まれ、少雨でガリラヤ湖の水位が下がれば国内のムードも落ち込む。それがイスラエルだった。だが、イスラエルはもはや水に悩んでいない。それどころか、水資源分野で超大国になった。

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50年代に構想が始まった下水処理場の建設が実現したのは73年。予算の制約などで遅れたものの、その後の進展は早かった。イスラエルではいまや、農業用水の85%が浄化水だ。この比率は世界2位のスペインで25%だから、イスラエルは大差をつけてのトップだ。新旧200社の“水企業”が世界を目指す
水産業が次に取り組んだのは海水の脱塩だった。半透膜によって塩分と水を分離する逆浸透膜方式による最初の海水淡水化施設は南部のアシュケロンに建設され、高品質の真水を低コストで生み出した。その後、逆浸透膜式淡水化施設は各地で民間企業によって建設、運営され、現在は国内の水消費量の70%近くを担っている。

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