ランサムウェアは減少傾向も、macOSを狙うマルウェアが前年比約7倍に――マカフィーが脅威レポートを公開 - ITmedia エンタープライズ

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1分あたり176件とか驚異的数字。

2016年10月〜12月の期間、マカフィーでは1分あたり176件のサイバー上の脅威を検知した。新しいマルウェアは約2330万件を検知。しかしこの数字は、7月〜9月と比べると約17%の減少で、前年同期比でも約31%減っているという。とはいえ2016年の1年間で検出した新しいマルウェアの総計は約6億3800万件で、2015年比では24%増となった。2013年以降、減少と増加は周期的に発生しており、このまま減少トレンドが続くわけではないだろうとマカフィーでは分析している。

ランサムウェアは減少傾向も、macOSを狙うマルウェアが前年比約7倍に――マカフィーが脅威レポートを公開 - ITmedia エンタープライズ

MacOSターゲットのマルウエアが増加したらしい

 興味深いのは、macOSをターゲットにしたマルウェアが急増したこと。10月〜12月の間だけで約32万件の新しいマルウェアを検知しており、7月〜9月と比べて245%に増加した。2015年の同期比では744%の増加で、件数自体はWindowsAndroidには及ばないとはいえ、macOSも「狙われないから危険ではない」という状況ではなくなってきている。認識は改めた方がよさそうだ。macOS向けのマルウェアの多くはアドウェアと呼ばれるもので、メールの添付ファイルや不審なWebサイト経由で感染が拡大している。

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