ニュース - セキュリティ人材は9割の企業で不足、NRIセキュアが調査:ITpro

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メモ

ただしそうした状況にもかかわらず、セキュリティ人材の獲得、強化施策を実施していないと答えた企業が30.8%もあったという。調査を担当したNRIセキュアテクノロジーコンサルティング事業本部 ストラテジーコンサルティング部 セキュリティコンサルタント金子洋平氏は「どのような人材が必要なのかもわからないという企業が少なくない」と、人材獲得が進まない要因の一つを説明する。
 人材不足については、国際比較調査した米国やシンガポールに比べ、日本企業で顕著だ。企業のセキュリティ担当者として最も対応に困っていることとして、「専門性のある人材の不足」を挙げた企業が、米国の11.4%、シンガポールの12.7%に対して、日本では43.2%と半数弱に及ぶ。
 企業が受けているサイバー攻撃については、標的型メール攻撃やランサムウエアといった比較的高度な攻撃が増えている。過去1年間で標的型メール攻撃による事件・事故が発生したという回答は、前年の17.3%から34.1%に倍増。今回から新たに調査項目に加えたランサムウエアについても、32.5%と高い値となっている。

セキュリティ人材は9割の企業で不足、NRIセキュアが調査 | 日経 xTECH(クロステック)

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