新・OS X ハッキング! (182) Sierraで「アクセス権の修復」が消えた理由とその対策 | マイナビニュース

(情報元のブックマーク数

Sierraで無くなったと思ったら、そういう理由だったんだ。

「アクセス権の修復」がディスクユーティリティから消えたのはEl Capitanのとき。それは、ルートレスモードこと「System Integrity Protection」が導入され、ユーザが意図的にセキュリティを緩めないかぎり、システム領域の書き換えが不可能になったためだ。書き換えられないのだからアクセス権変更もありえず、よって関連機能は不要という理屈だろう。
ただし、El Capitanでは/usr/libexecディレクトリの「repair_packages」コマンド(/usr/libexec/repair_packages)を実行することで、ディスクユーティリティの「アクセス権の修復」に相当する機能を利用できた。Sierraでは"経過措置"をとる必要なしと判断されたのか、このコマンドは消えてしまい、もはやシステム標準の機能としてアクセス権を修復することはできなくなった。

新・OS X ハッキング!(182) Sierraで「アクセス権の修復」が消えた理由とその対策 | マイナビニュース

screenshot