AIやIoTなどの進展でセキュリティ脅威増大も--世界経済フォーラム - CNET Japan

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メモ

新しいテクノロジは世界に多大な恩恵をもたらす可能性を秘めるが、生産性と効率性の名の下に、より多くの企業、産業、および消費者向け端末をインターネットに接続する慣行などによって、潜在的な侵入経路が増加し、ハッキングやデータ侵害のリスクも高まると報告書は指摘している。
 Marsh Global Risk and Specialtiesのプレジデントを務めるJohn Drzik氏は報告書の発表イベントで講演を行い、「AIやIoTのような新しいテクノロジは、データの窃盗やビジネスの破壊、産業制御関連への攻撃を企むサイバー攻撃者に、より大きな攻撃対象の領域を作り出している」と述べた。報告書は、現実になってしまう可能性が高いリスクのトップ10にデータ侵害とサイバー攻撃の両方を挙げている。
 Drzik氏は、「同時に、セキュリティ専門家たちは、ならず者国家やテロリストが将来、AIやロボティクスを武器化することやグローバル衛星システムがハッキングされる可能性もしっかりと視野に入れている」と述べている。
 2016年の報告書では、サイバー攻撃が北米でビジネスをする上での最大のリスクとして挙がった。2016年にも重大なデータ侵害やサイバー攻撃、ハッキングが多数発生したため、世界中でサイバーセキュリティインシデントに対する懸念が高まっているようだ。

AIやIoTなどの進展でセキュリティ脅威増大も--世界経済フォーラム - CNET Japan

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