PHPMailerの脆弱性CVE-2016-10033について解析した | 徳丸浩の日記

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なんか、アップデートがあったけど不完全で、再度アップデートが出てたそうです。

対策版として公開されている PHPMailer 5.2.19も不完全であるので、回避策の導入を推奨する。

PHPMailerの脆弱性CVE-2016-10033について解析した | 徳丸浩の日記

PHPMailer 5.2.19での対応 対策版とされる PHPMailer 5.2.19 では、以下のようにSenderプロパティをescapeshellarg関数でエスケープしてからmail関数に渡されるようになりました。 $params = sprintf('-f%s', escapeshellarg($this->Sender)); しかし、これはこれで不安ですね。その理由は、escapeshellarg関数の後、mail関数内部でescapeshllcmd相当のエスケープが行われるからです。二重にエスケープされるので予期しない動作になる可能性があります。あれ、これではまずい… と思って、届出をしていたところ、先に発表されていました。CVE-2016-10045が割り当てられています。PoCも公開されていますね。

PHPMailerの脆弱性CVE-2016-10033について解析した | 徳丸浩の日記

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