情報セキュリティマネジメントSummit レポート - 「WAF導入で131サイトのインシデントがゼロに」、ヤマハ発動機の原子氏:ITpro

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ヤマハ発動機の事例。やっぱ世界規模で見ると、1割が独自構築・運営で9割は丸投げなんだな・・・・

原子氏はネットワークエンジニアから転じて1991年に同社に入社して以来、システムインフラやネットワーク、開発アーキテクチャー全般、セキュリティを担当してきた経歴を持つ。クラウドサービスの活用にも積極的で、米アマゾン ウェブ サービスの「Amazon Web ServicesAWS)」やサイボウズの「kintone」のユーザーコミュニティを地元・静岡県でそれぞれ発足させ、運営を支援しているという。
 静岡県磐田市に本社を構えるヤマハ発動機は、海外売上高が実に9割を占める。200を超える国と地域で二輪車やボートなどを販売し、「それらのほとんどにWebサイトがある」(原子氏)。
 同社がグローバルにWebサイトを展開し始めたのは1997年から。本社の広報部門が統括し、原子氏が所属するシステム部門やデザイン部門、システム子会社のヤマハモーターソリューションなどが隔週で「Web戦略会議」を開き、運営に当たっている。
 現在、世界で131個のWebサイトがあり、マーケティングサイトは200個前後という。「ブランディングは日本で統括するが、国や地域で売れ筋商品が違うので、自ずとそれぞれでコンテンツやマーケティングサイトを企画・構築しているのが現状」(同)。
 Webサイトを海外拠点で独自に構築・運営しているのは1割。9割はホスティングサービスを使い、「丸投げしていた」(同)。サイトの短期立ち上げが求められる中、マーケティング部門がベンダーに直接発注するケースも増え、どこのベンダーに出しているか分からない状態だったという。

「WAF導入で131サイトのインシデントがゼロに」、ヤマハ発動機の原子氏 | 日経 xTECH(クロステック)

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