iPhoneユーザを狙った不正アプリによるセクストーション被害が発生:安心相談窓口だより:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

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iPhoneユーザを狙ったセクストーション被害が出てるらしいです。

IPAでは2014年12月の呼びかけ(※1)でプライベートな動画を電話帳の登録者である友人、知人にばらまくと脅迫して金銭を要求する「セクストーション(性的脅迫)」について取り上げました。以降、件数としては多くないものの2015年には19件、2016年も11月までに14件の相談が寄せられている状況です。
2016年4月、iPhoneの不正アプリを用いた手口によって電話帳情報が窃取され、その宛先に動画をばらまくと脅迫されているという相談がありました。これまでにもiPhoneユーザがセクストーション被害に遭ったという相談は寄せられていましたが、不正アプリを用いた手口ではありませんでした。
図1:iPhoneの不正アプリによるセクストーションを狙った手口のイメージ
図1:iPhoneの不正アプリによるセクストーションを狙った手口のイメージ
過去、Android端末においては不正アプリによって電話帳を窃取されるセクストーション被害はありましたが、iPhoneでは原則として公式マーケット以外から入手したアプリをインストールすることができないため、不正アプリによる被害は確認されていませんでした。
しかし、その後7月、8月にもiPhoneの不正アプリを用いた手口のセクストーション被害に遭ったという相談が寄せられ、10月にも同様の相談が寄せられました。それらの相談によれば“詳細な操作は覚えていないものの、相手から「セキュリティを解除する操作」と案内され、言われるがまま操作を行った後、指示されたアプリをインストールして被害にあった”というものでした。

安心相談窓口だより:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

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