iPhoneで撮影、Premiere Proでリアルタイム編集環境を構築 - 型破りな『シン・ゴジラ』制作ワークフロー (1) 庵野秀明のために作られたシン・ワークフロー | マイナビニュース

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シン・ゴジラってPremiere Proを使ってたのか

実は、邦画映画業界の標準ソフトはAvidで、大規模な作品でPremiere Proが用いられた事例は今回の『シン・ゴジラ』が初となる。佐藤氏は以前Final Cutを使用していたが、(最新版が映画製作には向かない製品仕様になってしまっていたことから)同作を制作するにあたって試してみるつもりで採用した。ソフト選別の条件としては「安定性・軽快な反応・使いやすさ」、「ポスト・プロダクションとのコネクティング」、「複数の人数が使う→協調性・経済性」という三点が挙げられ、Premiere Proがそれを満たすと判断されたのだ。

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1日に24時間以上の動画!!!!素材多すぎ!!!

編集用のマシンに関して、普段は1台で作業するが今回は計4台を用意し、各シーンに分けて編集助手に担当してもらうワークフローを構築した。同作では撮影する素材の量が非常に多く、1日に24時間以上の素材が届くことも。その整理が一人では追いつかないために、多人数で編集を行えるような体制を整えた。

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iPhoneの動画を使ってるとは!!!気づかなかった・・・

とはいえ、画調が合わない部分も出てきて、そこには最終的に調整を加えた。だが、完成物を見ると、どこをiPhoneで撮ったのか分からないような仕上がりになった。iPhone 6s以降、4Kムービーの撮影が可能になった。庵野監督や佐藤氏などプロの目から見ても、その映像の品質は驚くべきものであったそうだ。

iPhoneで撮影、Premiere Proでリアルタイム編集環境を構築 - 型破りな『シン・ゴジラ』制作ワークフロー (2) 「ざっくり」しているPremiereがマッチした製作現場 | マイナビニュース

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