グーグル、48V給電ラックの仕様を公開--「Open Compute Project」向け - ZDNet Japan

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48Vのラックか、直流とか熱い!

Googleは米国時間8月4日、「Open Compute Project」(OCP)向けの48Vラック仕様である「Open Rack Standard V2.0」の暫定(Preliminary)版を公開したとブログで発表した。同社はFacebookとライバル関係にあるものの、データセンター向けサーバ機器のこの標準設計では協力し合っている。
 OCPは、参加企業間でカスタムハードウェアの設計を共有し、より効率の高いデータセンターを実現しようとするものだ。Open Rack Standard V2.0は、GoogleのOCPに対する初めての大きな貢献である。
 GoogleFacebookはオンライン広告の分野で争っているが、両社は自社で運用しているハイパースケールデータセンターの効率を最適化するうえで、機器設計を共通化することにはメリットを見出している。
 両社は、「スペースに制約のあるデータセンター内にOCPラックを高密度で配備できるようにする、奥行きの浅い、モジュール化されたフォームファクタを備えた48V給電アーキテクチャ」を特徴とする新たなサーバラックの標準化を目指して協力している。

グーグル、48V給電ラックの仕様を公開--「Open Compute Project」向け - ZDNet Japan

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