サイバーセキュリティサーベイ 2016:「情シス、頑張れ」に悲鳴? グローバル化とIoTで不可欠になる経営層の関与 - ITmedia エンタープライズ

(情報元のブックマーク数

メモ

こうした現実に直面する情報システム部門の責任者たちからは、「サイバー攻撃の予防をテクノロジーに依存するべきとは思わない」という回答が多数寄せられた。その比率は半数近い44%に達しており、「セキュリティ対策は、IT部門の仕事」という風潮に対しても危機感を募らせる。
 サイバー攻撃の確保・維持のために彼らが与えられた予算も、金融や売上高1兆円以上の超大企業は別格としても、全体の55%の企業が「1000万円未満」と回答している。驚くほど予算が少ない、というのが正直な感想だ。
 併せて、68%の情報システム部門責任者は、「サイバー攻撃対策は取締役会で議論すべき」とし、さらなる経営層の関与を求めている。

「情シス、頑張れ」に悲鳴? グローバル化とIoTで不可欠になる経営層の関与 - ITmedia エンタープライズ

「サイバーとリアルが融合していくIoTでは、重要インフラや自動運転車、医療機器などがサイバー攻撃を受ければ、直ちに人命に関わってくる。IoT時代のセキュリティ対策は後付けではダメ。経営層のリーダーシップの下、設計段階から組み込むべきだ」と田口氏も警鐘を鳴らす。

「情シス、頑張れ」に悲鳴? グローバル化とIoTで不可欠になる経営層の関与 - ITmedia エンタープライズ

screenshot