Qualcomm採用のAndroid端末に情報漏えいの脆弱性、旧機種多数に影響 - ITmedia エンタープライズ

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Qualcommのnetdデーモンに脆弱性が存在とのこと

 FireEyeやGoogleによると、脆弱性Qualcomm Tethering Controllerと呼ばれるnetd デーモンの一部分に起因する。悪用された場合、ローカルのユーザー権限が昇格されてしまうことで、SMSや通話履歴といった情報が漏えいする恐れがある。

 Qualcommは、Android 2.3が公開された2011年に、テザリング機能を拡張するためのAPIなどをオープンソースとして公開。脆弱性はこの時点から存在し、FireEyeはAndroid 4.3/4.4/5.0で脆弱性の影響を確認した。4.0.3にも影響が及ぶ可能性があるとしている。

 Googleは一部のNexus端末向けにリリースした5月のセキュリティパッチでこの脆弱性に関する情報を公開したが、Nexus端末では影響を受けないと説明。危険度は4段階で上から2番目の「高」に分類している。

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