Red Hat Enterprise Linux 6.6/7.1 対応 InterScan Messaging Security Suite 7.1 プログラム公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ
Red Hat Enterprise Linux 6.6/7.1 対応 InterScan Messaging Security Suite 7.1 リリース、Smart Protection Networkに対応
Red Hat Enterprise Linux 6.6/7.1 対応 InterScan Messaging Security Suite 7.1プログラムを下記日程にて公開いたします。
サポート情報 : トレンドマイクロ
■公開開始日
2015年08月14日 (金)
■新機能
Red Hat Enterprise Linux 6.6/7.1 に InterScan Messaging Security Suite 7.1 をインストールできます。
■導入に向けての注意事項
本プログラムを導入するにあたり重要な注意事項が複数あります。
導入前に、必ず最新版ダウンロードページ内にある製品のReadmeをお読みください。
2. 新機能 ========= InterScan MSSの主な新機能は次のとおりです。 2.1 Smart Protection Network対応 ================================ トレンドマイクロのSmart Protection Networkは、次世代のクラウド-クライアント 型コンテンツセキュリティ用インフラストラクチャであり、Web上の脅威からユーザ を保護します。 Smart Protection Networkの詳細については、次のWebサイトを参照してください。 http://www.trendmicro.co.jp/spn/ InterScan MSSでは、Smart Protection Networkの次の2つの機能が提供されます。 - Webレピュテーションサービス (以下、WRS): スパムメール以外のメールメッセー ジに含まれるURLを検索し、WRSを使用して、そのURLが安全であることを確認しま す。ユーザは、WRSルールに対するポリシーベースの処理を定義できます。 - IPハッシュ: メールメッセージのハッシュ値とIPアドレスをSmart Protection Networkバックエンドサービスに送信します。Smart Protection Networkバック エンドサービスは、世界中のInterScan MSS製品すべての情報を関連付け、メール メッセージのハッシュ値を使用して、そのメッセージがスパムであるかどうかを 判定します。 2.2 DKIMの適用 ============== DKIM (DomainKeys Identified Mail) は、メールメッセージ認証の業界標準です。 DKIMを使用することで、InterScan MSSでは、メッセージに記載されている送信元ド メインからメッセージが送信されていることを保証できます。 - DKIM承認済みリスト: 安全なドメインのリストを設定することで、スパムメールを 検出するための検索処理を回避できます。このリストを使用 して、安全であることが判明しているドメインの誤検出を防 止します。 - DKIMの適用: DKIMテクノロジを使用するドメインリストを設定できます。すべての メッセージでDKIM署名がチェックされ、署名の検証が行われます。署 名の検証に合格しないメッセージは、InterScan MSSによってフィル タ処理されます。 2.3 設定のインポートおよびエクスポート ====================================== InterScan MSSでは設定をインポートまたはエクスポートできます。これにより、 ネットワーク全体に設定をすばやく一貫して適用することができます。 2.4 ポリシーの拡張 ================== - 共通のポリシーオブジェクト: 複数のポリシーによって共有可能なオブジェクトの設定は、ポリシー設定から切り 離されています。これらの「ポリシーオブジェクト」を設定して、すべてのポリ シーで使用できます。これにより、ポリシーの作成と編集のプロセスが合理化され ます。 - 検索の除外機能の強化: 暗号化メッセージとパスワードで保護された添付ファイルに対するカスタムポリ シーを設定できます。特定のユーザ/グループによって暗号化メッセージやパス ワードで保護された添付ファイルが送受信されるたびに、特定の処理を実行できま す。 - X-ヘッダタグ: カスタマイズしたX-ヘッダを定義し、ポリシーでメールメッセージに対して処理を 実行する場合に使用できます。 2.5 サポートするファイルの拡張 ============================== InterScan MSSでは、次のファイルの種類に対する検索がサポートされます。 - Office 2007 - PDF 8 2.6 移行用のインポートツールとエクスポートツール ================================================ InterScan MSSには、セットアップ後にInterScan MSS 7.0から設定を移行できる専用 のツールが用意されています。 2.7 エンドユーザメール隔離機能の強化 ==================================== エンドユーザは、Webベースのエンドユーザメール隔離サービスを使用して隔離メッ セージを管理できます。InterScan MSSでは、管理者が作成したコンテンツフィルタ やスパムメール対策 (InterScan MSSとは別ライセンス) によって隔離されたメッ セージをユーザが表示して、削除または承認できます。 2.8 Trend Micro Control Manager 5.0のサポート ============================================= InterScan MSSでは、Trend Micro Control Manager 5.0 Patch 3以降との統合が サポートされます。 2.9 パターンファイルの差分アップデート ====================================== InterScan MSSでは、スパムメール用パターンファイルの差分アップデートがサポー トされます。差分アップデートにより、パターンファイルのダウンロードによるネッ トワーク帯域幅の使用を大幅に節約できます。 2.10 スパイウェア検出機能の強化 =============================== InterScan MSSには、新しいスパイウェア対策パターンファイルが統合されていま す。これにより、スパイウェア検出率が向上しています。