Database Watch(2015年6月版):クエリストアって何だ? SQL Server 2016のパフォーマンス向上に注目 (1/2) - @IT

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データベース専門家の間では「データベースを使うならOLTPとデータウエアハウスは分けた方がいい」という考えが根強くあります。更新処理とデータ分析ではチューニングの方向性が真逆に近いからです。
 そうした意見がある中、北川氏は「データベースベンダーとしては(更新も分析も両立したデータベースを作り、提供するという)夢を追い求めていく必要があります」と話します。
 実際にSQL Server 2014ではインメモリ処理に最適化したOLTPとして、その名も「インメモリOLTP」を、分析に適した列指向テーブルとして「インメモリカラムストア」を盛り込んでいましたが、実は「両者は両立はできませんでした」(北川氏)。
 SQL Server 2016では、一つのテーブルに2種類のデータを持たせることで、インメモリOLTPとカラムストアを両立できるような機能が予定されています。具体的には、かつて「Hekaton」と呼ばれたメモリ最適化テーブル(インメモリOLTP)に列ストアインデックスを作成できるようになります。これでインメモリでOLTPと分析の両立が可能なデータベースとなり、夢に近づいたというわけです。

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