マイクロソフト、Office 365のセキュリティ強化策を発表 - CNET Japan

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Office365のセキュリティ強化策について、BitLockerで暗号化、データセンター間も暗号化してるんですね。。。

そうした中、Microsoftは米国時間4月21日、クラウドサービスの新しいセキュリティ強化策をRSA Conferenceで発表した。セキュリティ強化策の目玉は、Office 365の暗号化の強化とアクセス制御の厳格化である。
 現在、メールのデータはBitLockerで暗号化されたディスクに格納され、データセンターとの送受信も暗号化された状態で行われている。しかし2015年末までに、Microsoftはコンテンツレベルの暗号化も導入する。これにより、暗号化されていない状態のコンテンツに万が一不正にアクセスされたとしても、データは保護されるようになる。なお、この施策はSharePoint Onlineにはすでに導入されている。
 さらに2016年には、Office 365の企業顧客は自身が用意した秘密鍵Microsoftのサーバ上のデータを暗号化できるようになる。顧客は必要に応じて秘密鍵を無効化するだけで、サーバ上のデータを解読不能にできる。
 Office 365には、「Customer Lockbox」と呼ばれるもう一つのセキュリティ強化策が用意された。これは、Office 365サービスをオンプレミスサーバと異なるアーキテクチャで稼働させ、データへのアクセスを許してしまう可能性のある処理を、ほぼすべて自動化するものである。また、破損したメールボックスの修復など、Microsoftのサポートエンジニアが顧客のデータにアクセスする必要が生じた場合は、事前に顧客の承諾を得たうえで、サポート業務に必要な時間だけデータへのアクセスを許可する時限アカウントがエンジニアに発行される。

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