動き出す、地に足ついた農業IT - マイコンボード「Arduino」で自作センサー農業、栽培農家がソリューションベンダーに:ITpro(情報元のブックマーク数)

農業ITで、ArduinoとRaspberyPiを使ったシステムを構築したのが、UNIX管理者をやったりIT企業製品担当していた人!純正開発者じゃない?!すごいな。

農業からITサービスの会社が生まれる――。農業だけでなく加工、流通までカバーすることを農業の「6次産業化」と呼ぶ。だが農業の現場は、そのはるか先に進もうとしている。金沢農業はまさにそうした道を歩みつつある。

 金沢農業は、畑地、水田を合わせて約200ヘクタールの農地を耕し、国内有数の有機農業を展開する。この金沢農業の圃場の一部で今秋、センサー農業が始まる。ハウス栽培の水やりやハウスサイド(側面のビニール)の巻き上げ、ヒーターの稼働、送風などをセンサーが取得した温湿度や照度、土壌水分量などの値を基に自動制御する

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さぞ高価なシステムを導入したと思いきや、これらは全て金沢大地 ITソリューション事業部の野村幸宏氏が自作したものだ(写真4)。設定したしきい値を超えると、アクチュエーターが起動したり、電源を入れたりといった仕組みを自ら作り上げたのだ。金沢大地は金沢農業が栽培する農作物の加工・販売を担う会社。野村氏は同社に入る前、UNIXの管理者や外資系IT企業の製品担当に携わっており、その経歴を農業に生かした格好だ。

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