SECCON2013 全国大会 CTF決勝戦 結果発表 - SECCON 2013 blog

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SECCON2013の決勝戦のレポート。NIRVANA改のSECCONバージョン見たかったなぁ・・・

SECCON2013ではこれまでに地方予選大会とオンライン予選を計10回開催し、累計1312人509チームの参加がありました。予選を勝ち抜いた20チームによる決勝戦は、全員参加のKing of the Hill形式の攻防戦でした。ルールは、問題となるサーバーの関門を一つ超えると100点が加算され、特定の場所にキーワードを書き込む≒フラグを立てると5分ごとに最大20点加算されるというものです。20点はそのときフラグを立てていたチームが複数であれば分け合うことになりますが、フラグを立てるところにまで到達できたチームは他のチームの攻略を妨害して、占有状態を維持すればするほど高得点を得るチャンスが増えてきます。もともとCTFは先行すると有利なことが多いのですが、今回はリアルタイム監視システムを導入し、妨害のために使える手段を絞り込んでいたため、運営側もどういう展開になるか興味津々でした。全国大会用に全部で6台の問題サーバーを用意しましたが、ゲーム展開などを睨んで最初に3台の問題サーバーをオープンし、後半に3台の問題サーバーを追加でオープンすることにしました。フェアな得点分布にするために、後半3台についてはフラグ維持5分あたり最大40点を加算することにしました。問題サーバーのネーミングはすべて塔の名前で統一し、Korin(ドラゴンボールカリン塔)、2.kaku(通天閣)、Pisaピサの斜塔)(ここまでが前半出題分)、Druaga(ドルアーガの塔)、Babel(バベルの塔)、Hanoi(ハノイの塔)というラインナップでした。
今回、情報通信研究機構NICT)の全面協力を得て、通信の可視化を行うシステムNIRVANA改のSECCONバージョンを導入しましたが、このシステムの出来がとてもすばらしいものになっていたため、これをお披露目することもSECCON運営側にとって非常に楽しみでした。

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