てくろぐ: HEVC over MPEG-DASHでクラシックコンサートを聴こう (東京・春・音楽祭)

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IIJのてくろぐで、配信プロトコルに関するまとめ、歴史とか色々書かれていて勉強になる。

HEVC/H.265 over MPEG-DASH
先日の記事で「イベント中継で技術検証を行っている」という事をご紹介いたしましたが、今回の「東京・春・音楽祭」でもさらなる新技術を投入する事になりました。それが「HEVC/H.265 over MPEG-DASH」です。
HEVC (H.265)は、新しいビデオ圧縮の方式です。現在標準的に用いられているH.264に比べ、2倍の圧縮効率(半分のデータ量)で同じ品質のビデオを配信できるため、ハイビジョンよりもさらに高精細なUltra HDと呼ばれている4Kや8K TVでの利用が期待されています。
そして、もう一つのキーワードがMPEG-DASH。MPEGというと、H.264と同じようなビデオ圧縮の技術かと思われがちですが、MPEG自身は圧縮技術も含んだビデオに関する各種規格の集合体です。2MPEG-DASHの”DASH”は「Dynamic Adaptive Streaming over HTTP」の省略で、文字通りHTTPを使ったビデオデータの伝送規格を指しています。
なぜ、MPEG-DASHなのか、という話をする前に、1990年代から最近に至るまでのビデオの配信規格(プロトコル)について、簡単に振り返ってみたいと思います。

てくろぐ: HEVC over MPEG-DASHでクラシックコンサートを聴こう (東京・春・音楽祭)

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