インターネット出願の通信エラー解消 - 弁理士の日々(情報元のブックマーク数)

特許庁へのインターネット出願でトレンドマイクロの製品がエラーを出していた模様。

1ヶ月半前の7月6日に、「インターネット出願で通信エラー頻発」の記事を書きました。事務所のパソコンからインターネット出願ソフトで特許庁と通信している最中に、通信エラーが発生する現象です。
複数の書類を特許庁に送信する手続き中であれば、通信エラーが発生した書類が「未達」となりますので、「処理の続行」で最終的には特許庁に提出することが可能です。しかし、拒絶査定不服審判請求書と手続補正書を同時に提出する場合には、「同時」が必須ですので、どちらかの送信が完了した後に通信エラーが発生したら、送信完了の手続きについても再度出し直さなくてはなりません。こうなると一大事です。
上記「インターネット出願で通信エラー頻発」で書いたように、特許庁のサポート窓口と相談し、その指示に従ってトレンドマイクロにメールで問い合わせを行い、返答メールの指示に従って、ダウンロードした修正モジュールをパソコン上で実行しました。
その結果、その日以降、通信エラーの発生は皆無となりました。

インターネット出願の通信エラー解消 - 弁理士の日々

トレンドマイクロのAMSP25_Scanで誤検知というか、エラーで、ホットフィックスが出てるみたい。

Asmp(Trend Micro Solution Platform)らしい。

画面上には以下のメッセージが表示されています。
『V5IPX9999E 通信処理中に異常が発生しました。関数名[V5IPIP33_Reception]・・・』
サポート窓口への電話では、まず関数名を聞かれたので、上の関数名を回答しました。また、「ウィルスソフトに何を使っていますか」との質問に「ウィルスバスターです」と答えました。
すると、以下のような回答を得ました。
『最近、同じ現象が多く発生しています。本日も同じ質問が既にありました。ウィルスバスターとの関連があるようです。問題解決用のモジュールがメーカーのトレンドマイクロで準備されています。今からご案内するウィルスバスターのインターネットサイトにアクセスし、そのモジュールを入手して適用してください。』
そして、サポートの案内に従って、トレンドマイクロのお客様窓口にアクセスし、「メールでの問い合わせ」でメールを送りました。
特許庁サポートからの指示でメール本文に「特許庁ソフトでのトラブルについて]の文言を入れ、状況説明を行いました。
翌日、トレンドマイクロからの返答メールが届きました。
『お問い合わせいただいた現象につきましては、恐れ入りますが、現在弊社にて専用の修正モジュールを用意しております。』
そして、[VB2013_60_win_jp_AMSP25_Scan_hfb1428.exe] という名称のファイルがダウンロードされました。
さっそく、メールの指示に従ってこのファイルを実行し、修正モジュールを読み込ませました。

インターネット出願で通信エラー頻発 - 弁理士の日々

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