ニュース - Javaの内部動作を可視化する「ENdoSnipe」、Acroquest TechnologyがOSSとして公開:ITpro(情報元のブックマーク数)

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Acroquest Technologyは2013年7月11日、Javaシステムの内部動作を可視化・診断するソフトウエア「ENdoSnipe Ver.5.0」をオープンソースとして公開したと発表した。Ver.4まではプロプライエタリな製品だった。ダウンロード・サイトおよびGitHubのページからダウンロードできる。
新版の診断機能には、同社が提供するJavaシステムのトラブルシューティング・サービス「JaTS」での障害解析のノウハウを組み込んだという。アプリケーションの性能を監視する機能も追加した。従来版はEclipseプラグインとしてユーザーインタフェース(UI)を実現していたが、新版はWebベースのUIに変更されている。
診断機能では、メモリリークやハングアップリスク、非効率なデータベース・アクセスなどを検出する。プロファイラやデバッガとは異なり、問題が発生する具体的な理由まで指摘できるという。例えば「複数のスレッドから同時にHashMapにアクセスしている」という現象を検出し、「無限ループやデータ破損が起こる可能性がある」という問題を指摘できる。

Javaの内部動作を可視化する「ENdoSnipe」、Acroquest TechnologyがOSSとして公開 | 日経 xTECH(クロステック)

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