F5アタックをダミーサーバに流す新発想の製品--OpenFlowなどOSSの強みを盛り込む - ZDNet Japan(情報元のブックマーク数)

ダミーサーバに流す→空蝉(うつせみ)らしい、

多数のクライアントから特定ページに対して一斉にアクセスし、通信を極端に増大させ、相手先のサーバに負荷をかけてダウンさせるサービス妨害(DoS)攻撃である「F5攻撃」。
あまり見かけない発想で対策を講じるアプライアンス製品を、システムインテグレーターのエーピーコミュニケーションズ(APC)が提供し始めた。
製品名は「空蝉-UTSUSEMI-」。サーバ管理者は、iOSを搭載するiPad上でサーバへの攻撃を監視する。攻撃を受けると、地球儀を模したGUI上に、攻撃者が存在する国の位置が赤く表示される。
例えば、中国からの攻撃だった場合、管理者は赤い表示が出現した時点で、GUI上で「中国からのトラフィックをダミーサーバに流す」ためのボタンをクリックするだけでいい。

F5アタックをダミーサーバに流す新発想の製品--OpenFlowなどOSSの強みを盛り込む - ZDNet Japan

面白いなぁ。

導入が簡単なことも特徴とのこと。「同じ仕組みを既存の技術で行う場合、ロードバランサ(負荷分散装置)やUTM(統合脅威管理)、ソフトウェアルータなどを使用するのが一般的で、カスタマイズやネットワーク構成の変更を伴うことがありコストが高くなる」(同氏)という。一方で、空蝉は「パケットの行き先を判断し、転送する機能があるリピータを導入するだけで、論理的なネットワーク構成への変更が不要」であるため、アプライアンス製品を差し込むだけで導入が済むとしている。

F5アタックをダミーサーバに流す新発想の製品--OpenFlowなどOSSの強みを盛り込む - ZDNet Japan

screenshot