企業のマルウェア感染リスクは「Webサイトに対する仕掛け」が約9割 | RBB TODAY(情報元のブックマーク数)

谷田部さんだ!(JSSECの)

シスコシステムズ合同会社は5月8日、「2013年度 シスコセキュリティレポート 日本語版」に関する記者説明会を開催した。本レポートは、2012年に収集されたデータに基づきセキュリティ専門家による考察や分析を加えたもの。同社のコンサルティング システムエンジニアである谷田部茂氏がレポートを紹介した。これによると、マルウェア感染リスクが地域や企業規模を問わず存在していることが明らかになっている。特に企業では「Webサイトに対する仕掛け」がマルウェア感染リスクの83%を占めた。Androidマルウェアは前年比で2,577%増加しているが、企業においての感染リスクは0.5%以下となっている。 スパムメールの状況については、前年比で18%減少しており、特に週末の配信数が25%減と、平日配信にシフトしている。スパム送信国のワースト1位は依然としてインドだが、2位に米国が急上昇した。サイバー攻撃はさらに洗練されており、最新の脅威は多くのインターネットユーザに気づかれることなく、静かにそして効果的にマルウェアなどに感染させる傾向にある。ターゲットは業界、ビジネス、組織の規模、国などを問わなくなっている。

企業のマルウェア感染リスクは「Webサイトに対する仕掛け」が約9割 | RBB TODAY

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