トレンドマイクロ製品、Google Chrome関連ファイルをウイルスとして誤検知 | RBB TODAY(情報元のブックマーク数)

ウイルスバスターCorp.10のスマートスキャンパターンの不具合で、Google Chromeのアップデートプログラムをウイルスと誤検知しちゃったらしい。

トレンドマイクロは4月30日、「TROJ_GEN.FC2CKDTの誤警告情報」を公開した。スマートスキャンパターンファイルにおいて、誤警告が発生しているとのこと。
スマートスキャンは、同社製品「ウイルスバスター コーポレートエディション 10」(ウイルスバスターCorp.)より搭載されているファイル検索機能。必要最小限のパターンファイルだけをクライアントPC/サーバに配信し、必要に応じてクラウド上のパターンファイルを参照するものだ。
今回、スマートスキャンパターンファイル「13238.009.00 - 13238.011.00」において、ウイルスに感染していないにも関わらず、感染している旨の誤った警告が発生したという。対象は、Google Chromeのアップデートファイル(26.0.1410.64_26.0.1410.43_chrome_updater.exe)で、「TROJ_GEN.FC2CKDT」を誤検出した。なお、「13238.012.00」以降のパターンファイルでは修正されている。

トレンドマイクロ製品、Google Chrome関連ファイルをウイルスとして誤検知 | RBB TODAY

■検出されるウイルス名
TROJ_GEN.FC2CKDT
■対象パターンファイル
スマートスキャンパターンファイル:13238.009.00 - 13238.011.00
本誤警告はスマートスキャンパターンファイルでのみ発生いたします。
従来型のウイルスパターンファイルでは検出いたしません。
■対象ファイル情報
Google Chrome のアップデートファイル
■対象ファイル名
26.0.1410.64_26.0.1410.43_chrome_updater.exe
■対応状況
本誤警告については、次のパターンファイル番号にて検出しないよう修正されています。
スマートスキャンパターンファイル:13238.012.00 以降
■影響範囲
製品の設定によっては、検出ファイルが隔離/削除される場合があります。
これにより、Google Chrome のアップデートに失敗した可能性があります。

サポート情報 | トレンドマイクロ

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