クラウドのトラブル19件 対策検討へ NHKニュース(情報元のブックマーク数)

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企業などのデータを外部のサーバーで集中管理する「クラウド」と呼ばれるサービスを巡って、突然、利用できなくなったりデータが消えたりするトラブルがこの5年間に少なくとも19件起きていることが分かり、業界団体が外部監査の導入など、対策の検討を始めました。 「クラウド」と呼ばれるサービスは、顧客や経理などに関する重要なデータを外部のサーバーで集中的に管理するもので、東日本大震災以降、みずからデータを管理することに不安を持つ企業や自治体の間で急速に導入が進んでいます。 このサービスについて、日本セキュリティ監査協会が調査したところ、2008年からこれまでに、アメリカ企業のサービスも含めて少なくとも19件のトラブルが起きていることが分かりました。 特に、国内では、ことし6月にヤフーの子会社のサービスでおよそ5700の企業や団体のデータがすべて消失したり、NTTのグループ会社のサービスが去年5月、1週間にわたって停止したりしたほか、去年11月には、200ほどの自治体の電子申請のシステムが一斉に停止するなど、この2年間でトラブルが相次いでいます。 こうしたことを受けて、クラウドサービスを行っている事業者などおよそ30社が集まって、今月、新たに研究会を立ち上げ、安全な運用のための統一基準の作成や、外部の第三者が安全性をチェックする監査の導入など、対策の強化について検討を始めました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121228/t10014494701000.html

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