ルーマニア当局、2,500万ドル規模のサイバー犯罪組織を摘発 | セキュリティ・マネジメント | トピックス | Computerworld - エンタープライズITの総合ニュースサイト(情報元のブックマーク数)

メモ

ルーマニアの法執行機関が、海外企業からクレジットカード情報を盗んだ犯罪グループを摘発した。こうした窃盗は、被害総額2,500万ドルにおよんでいる。
11月27日、同国の組織犯罪警察捜査官と、Romanian Directorate for Investigating Organized Crime and Terrorism(DIICOT)の検察官らが協力し、ルーマニアの複数の市に点在する住居に対して出された36の捜索令状を執行した。その結果、前述のクレジットカード詐欺グループのメンバーと疑われる16名が逮捕された。
DIICOTによれば、同グループのメンバーたちは、ガソリンスタンドや食料品店を営む外国企業のコンピュータ・システムに不正アクセスし、クレジットカード取り引き情報を傍受するよう作られたコンピュータ・アプリケーションをインストールしていたという。
こうしたアプリケーションは、捕捉したデータを後日抜き取るためローカルに保存し、自動的に外部サーバへアップロードする、もしくは犯罪グループが管理する電子メール・アドレスに送信する設定が施されていたと、捜査当局は説明している。盗まれたクレジットカード情報は売却されるか、偽造カードを作成するのに使われた。

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