国内WANサービス事業者、全方位型と特定型の二極化--すみ分けが必要に - ZDNet Japan(情報元のブックマーク数)

国内のWANサービス。

 カテゴリ別にみると、広域イーサネットは、データセンター向けの通信帯域を物理インターフェースの上限まで広げる機能である「トラフィックフリー」や一部帯域確保の回線への移行によるARPU(Average Revenue Per User)の低下は一段落して、今後は緩やかに成長していくと説明する。

 IPベースVPNは、内訳としてIP-VPN(スタンダード)やライトVPN、インターネットVPNの3つで構成。IP-VPN(スタンダード)の売上額が安価なサービスへの移行などで引き続きマイナス成長となっている。加えて、ライトVPNとインターネットVPNの売上成長率も徐々に鈍化している。したがってIPベースVPNは今後もマイナス傾向が継続すると予測している。

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国内WANサービスの事業者は「Arcstar Universal One」(NTT Com提供)や「KDDI Wide Area Virtual Switch」のようにさまざまなサービスを包括的に提供する“全方位サービス型”と、比較的特定のサービスに焦点を当てて提供する“特定サービス型”という2つのセグメントに分岐しつつあり、競争のすみ分けが重要になってきていると指摘。IDC Japanの鳥巣悠太氏(コミュニケーションズリサーチアナリスト)が以下のようにコメントしている。

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