IEEE、会員10万人分のパスワードが「公開」されていたことを謝罪|セキュリティ・マネジメント|トピックス|Computerworld(情報元のブックマーク数)

IEEEのアカウント10万件が閲覧可能状態だったらしい。

非営利団体IEEE(米国電気電子学会)が運用するWebサイトで、会員のアカウント情報およそ10万件が平文(プレーンテキスト)の状態で外部から閲覧可能だったことをルーマニア人の研究者が発見した。IEEEもこの事実を認めて謝罪し、会員にパスワード変更を求めている。  IEEEは電気電子分野の専門家が集まる学会であり、およそ40万人の会員を持つ。また、IEEEの分科会ではさまざまな専門技術にかかわる標準化活動も行われており、例えばコンピュータ・ネットワーク関連の標準規格(IEEE 802)などで知られる。  今回のインシデントの発見者であるラドゥ・ドラグシン(Radu Dragusin)氏は、コペンハーゲン大学のコンピュータ・サイエンス学科で教育助手を務めている人物だ。同氏は9月18日にこの事実を発見し、IEEEに通知した。  ドラグシン氏は自身のWebサイトで、発見したときの状況を次のように説明している。  「ユーザー名とパスワードは平文の状態でFTPサーバに保管されており、少なくともわたしが発見するまでの1カ月間は(誰でもアクセスが可能な)公開の状態にあった」

http://www.computerworld.jp/topics/563/204992

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