実録!SIerがネットゲーム事業に参入できない理由(情報元のブックマーク数)

すごくありがちなフィクション。これはIT系全般が必見です!

SIerにおける某ネットゲームシステム(以下「NGS」)開発プロジェクトの発言録です。内容はもちろんフィクションですが、SI業界の実情を踏まえて構成してみました。SIerが内部に抱えるネットゲーム事業への参入障壁、さらにはSIerの将来の姿が垣間見えるかも知れません。

実録!SIerがネットゲーム事業に参入できない理由

スピード感の圧倒的な欠如と、社内手続きの煩雑さによる膨大なオーバーヘッド、システム開発やビジネスの現場から遠く離れた意思決定機構、このあたりが「SIer」と呼ばれる企業がネットゲーム事業に参入できない大きな理由であると筆者は考えています。 ネットゲーム事業に参入できないこと自体は、それ程大きな問題ではありません。SIerは本業のSIビジネスで収益を上げれば良いからです。しかしながら、SIerがいつの間にか内部に抱え込んだこれらの体質は、本業のSIビジネスにおいても競争力や収益性の低下を招いているように見受けられます。皆様の周りでは如何でしょうか? SIerの社員は「管理」ばかりやっていて、大多数が自分達でシステムを作れない(内製できない)という点もスピード感の欠如につながっていると思います。この話はまた別の機会に。

実録!SIerがネットゲーム事業に参入できない理由

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