シリアのネットワーク、40分間にわたりインターネットからほぼ消滅――シリア政府による措置か|セキュリティ・マネジメント|トピックス|Computerworld(情報元のブックマーク数)

シリアが40分間インターネットからほぼ消えたとのこと・・・検閲関係か・・・

インターネット・セキュリティ・ソリューションを提供する米国Renesysは7月19日、シリアが同日に40分間程度、インターネット上からほぼ消えたと報告した。
この事態は19日の13時32分〜14時12分(UTC協定世界時)に発生した(現地時間では16時32分〜17時12分)。この間に具体的に何が起こったのかは不明だ。これは、ほぼ内戦状態にあるシリア国内のほとんどの出来事と同様だ。
Renesysによると、シリアには、ルーティングされるネットワークが66あり、このうち61のネットワークが通信事業者Syrian Telecommunications Establishment(STE)を介してインターネットに接続されている。13時32分〜14時12分(UTC)にこの61のネットワークすべてがグローバル・ルーティング・テーブルから消え、そのインターネット接続が遮断されたと、Renesysは述べている。
Renesysによると、このインシデントの影響を受けなかった5つのネットワークは、STEに登録されており、地理的にシリア内に存在するが、インドのTataのネットワークを介してインターネットに接続されているという。
「興味深いことに、これらのネットワークでホストされているWebサイトの1つは、シリアの反体制活動家を標的にしているとされる偽のSkype暗号化ツールを提供している」と、Renesysは述べている。このことから、今回のインターネット接続停止は、シリア政府の措置によるものである可能性が高そうだ。

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