勉強ではなくすごいことの共有――Shibuya.pm/Shibuya.js竹迫氏− @IT自分戦略研究所(情報元のブックマーク数)

竹迫さんLOVE!! Perl MongersからYAPC

OSSの世界で活躍するエンジニアへのインタビュー連載、今回はサイボウズ・ラボの竹迫良範さんにお話をうかがいます。名刺には「Shibuya Perl Mongers」とありますが、その活躍はPerlコミュニティだけにとどまりません。Shibuya.pmの2代目リーダーとしての活躍、その他にもJavaScriptやセキュリティ、若手教育など、多方面で活躍しています。
今回のインタビューは2本立て。前編では2つのOSSコミュニティ、Shibuya.pmShibuya.jsでの活動について話を聞きました。「自分のファーストランゲージはあくまでPerlJavaScriptはセカンドランゲージ」と語る竹迫さんが、2つのコミュニティにコミットしたきっかけは?

勉強ではなくすごいことの共有――Shibuya.pm/Shibuya.js竹迫良範氏インタビュー【前編】 (1/2):OSSコミュニティの“中の人”(3) - @IT

Shubuya.js!!!

深見:Shubuya.jsの活動について教えてください。勉強会ベースのコミュニティなのですか?
竹迫:どちらかと言うと、話したい人が集まれば開催するという形で、皆で勉強するというノリではあまりありません。むしろ、「自分たちはこんなすごいことやってるよ!」というように、「技術の共有」という面が強いですね。
他には、豪華ゲストを招いて講演していただくこともあります。昔、江渡浩一郎さんに基調講演をしていただいたことがありました。2006年当時に「これから10年後以内にJavaScriptがサーバサイドでもフロントエンドでもクライアントでも使える」という話をされていて、その予言どおり数年後にNode.jsやTitanium が出てきて面白かったですね。江渡さんは日本で最初にCGIのプログラムを紹介した人で、サーバサイドで動的にコンテンツを生成する仕組みを早くから注目されていました。

勉強ではなくすごいことの共有――Shibuya.pm/Shibuya.js竹迫良範氏インタビュー【前編】 (2/2):OSSコミュニティの“中の人”(3) - @IT

もみじ登場!

竹迫:そうですね。私の地元の勉強会コミュニティの「セキュリティもみじ」※では、講師には交通費を含めた謝礼を支払うようにしています。これは主催のはまもとさんのポリシーで、「講師にはきちんとした謝礼を支払う。資金については皆で参加費や5000円ぐらいの懇親会費の余剰金から支払っています。足りない場合もあるかもしれないけれど、気持ちとしてお支払いしています。 ※セキュリティもみじ:広島で2005年からスタートした勉強会。情報セキュリティを対象にしている。

勉強ではなくすごいことの共有――Shibuya.pm/Shibuya.js竹迫良範氏インタビュー【前編】 (2/2):OSSコミュニティの“中の人”(3) - @IT

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