ニュース - 富士通研究所、無線センサーネットのパケット衝突を減らす技術を開発:ITpro(情報元のブックマーク数)

最近話題の無線センサーネットワークのコリジョンをうまく回避して、消費電力を抑える技術を開発らしい

富士通研究所は2012年5月29日、無線センサーネットワークを効率化する技術として、センサーの送信電力を必要最小限に抑えることでパケット衝突を減らす技術を開発したと発表した。これにより、同社のシミュレーションでは、同じ受信成功率(95%)のまま、収集データ量(センサーの数)を2.6倍に増やすことができたとしている。
前提となる無線センサーネットワークは、無線で通信する個々のセンサー(ノード)同士が連携して自動的に通信経路を構成するアドホック型のネットワークである。各種の無線規格/プロトコルが存在する。センサーの情報は、データ集約装置に集約して利用する。この際、センサーからデータ集約装置への通信は、直接通信だけでなく、場合によっては、ほかのセンサーを中継した経路が選ばれる。

富士通研究所、無線センサーネットのパケット衝突を減らす技術を開発 | 日経 xTECH(クロステック)

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