情報セキュリティEXPOレポート:“特効薬”なき標的型攻撃に立ち向かう、進化したセキュリティ技術が多数登場 (1/2) - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

情報セキュリティExpoのレポートが出ています。

IT展示会「2012 Japan IT Week 春」が5月9日、東京ビッグサイトを会場に開幕し、11日まで行われる。同イベントの1つとなる「情報セキュリティEXPO」では2011年に多発した国内の企業や組織を狙う「標的型攻撃」事件を背景に、出展各社が最新の対策技術を披露している。
標的型攻撃への対策は、“特効薬”がないといわれる。攻撃者は狙いを定めた情報などを持つ組織にだましのテクニックや、未知・既知の脆弱性を悪用する幾多の不正プログラムを使った組織内部のコンピュータを乗っ取り、対象の情報を盗み出す。対策を講じるべき範囲はITシステム全体からユーザーの意識レベルにまで及ぶ。さまざまな対策技術や教育・啓発を組み合わせ、脅威の侵入を防ぎ、侵入を許しても被害を食い止めることが求められる。

“特効薬”なき標的型攻撃に立ち向かう、進化したセキュリティ技術が多数登場 (1/2) - ITmedia エンタープライズ

当社の製品もユニークと言っていただけて何より。

標的型攻撃対策が数多く出展される中でユニークなデモを披露したのがネットエージェント。実際使われている攻撃ツールを操作して、標的の組織を攻撃者が選定するところからマルウェアの作成、メールを使ったマルウェアの送付、感染したPCで行われる不正操作までの一連の流れを紹介した。対策を講じる上で実際の攻撃を見て理解することが重要だという。デモではマルウェアを忍び込ませたPDFファイルをメールに添付して送りつけるという“一般的”な手法を用いたが、同社ではPDFファイルをJPEG画像に変換して、マルウェアを無害化する新技術を開発している。

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