iOS 5.1.1 提供開始、MMS 絵文字やAirPlay再生の問題を修正 - Engadget Japanese(情報元のブックマーク数)
アップデート出ました。まぁ、いつものアプリアップデート祭があったら、その後すぐという定石通りアップデートされましたねw
アップルが iOS のバグ修正アップデート 5.1.1 をリリースしました。内容は:
- 画面をロック"ショートカットを使用して撮影される写真にHDRオプションを使用するときの信頼性が向上
- 新しいiPadで2Gと3Gネットワークの切り替えができない問題を修正
- 一定の状況下で、ビデオのAirPlay再生に影響を及ぼす問題を修正
- Safariブックマークとリーディングリストの同期の信頼性が向上
- 購入手続の完了後に"購入できません"通知が表示される問題を修正
- iMessageで絵文字が正しく表示されない問題を修正
特に最後は「iMessageで」絵文字が正しく表示されない問題と書かれているものの、iOS 5.1 から発生していた、ソフトバンク iPhone から他社携帯にあてたMMSで絵文字が表示されない問題が修正されます。
iOS 5.1.1 提供開始、MMS 絵文字やAirPlay再生の問題を修正 - Engadget 日本版
ドコモ携帯相手に「メッセージ」アプリでやりとりしていたら、絵文字だけ抜け落ちたうえに化けた「下駄」や「豆腐」すら表示されず、送ったほうも受けた方もしばらく意味の欠落に気付かないまますれ違っていた......という悲劇がやっと発生しなくなりました。また Gmail などでも絵文字がちゃんと通るようになっています。
Pwniumの指摘脆弱性に対応らしい
同社のセキュリティ情報によると、iOSの更新版「iOS 5.1.1ソフトウェア・アップデート」では計4件の脆弱性に対処した。このうちWebKitに存在するクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性は、Googleが3月に開いたハッキングコンペ「Pwnium」で挑戦者のセルゲイ・グラズノフ氏が発見したもの。悪用された場合、細工を施したWebサイトを使って攻撃を仕掛けられる恐れがある。Googleは3月の時点でこの問題を修正済み。 WebKitについてはグラズノフ氏が発見したもう1件のXSS問題と、Google Chromeのセキュリティ担当者が発見したメモリ破損問題も修正されている。
Appleが「iOS 5.1.1」をリリース、深刻な脆弱性に対処 - ITmedia エンタープライズ
ということで、セキュリティアップデートあるけど、どこも出してないし、Appleも表だって言ってない件についての記事。今回は関係ないからアップデート飛ばすかな・・・って人が多いみたいですしね・・・適用してほしいですね。
ちなみに、今回のセキュリティアップデートは以下のような深刻なSafariの脆弱性への修正が含まれている。
すべてのiPhone/iPadユーザに捧ぐ iOS5.1.1に関する正しい情報について - スポンサー広告iPhone
Apple Safari Mobile - Adressbar spoofing Vulnerabilty
上記ページにiOS5.1上のSafariでアクセスすると、アドレスバーが偽装されていることがわかる。
無防備なiPhoneユーザに悪質なリンクをタップさせるのはさほど難しいことではない。一見、正常なサイトに見せかけて、罠を仕掛けたサイトに誘導すれば、パスワードを盗んだり悪質な行為を実行することができる。
今回のアップデートは重要だ。iPhoneユーザは速やかにアップデートすることをおすすめする。
なお、Engadget、Gizmode、ASCIIは以下のような記事を出しているが、彼らの興味のポイントは絵文字にあるようで、3つとも現時点ではセキュリティ面については一切触れていない。ガジェット系メディアがこれでは、Appleの姿勢はいつまでも変わらないだろう。