[ITpro EXPO 2011]「No-Emailの次はNo-表計算」、サイボウズ青野社長が提案 - ニュース:ITpro(情報元のブックマーク数)

青野さんNo-メールの次は、No-表計算

青野社長は、サイボウズ社内で実際に使っているグループウエアの画面を聴講者に見せながら、「サイボウズの社員は、社内のやりとりにはメールは使っていない。グループウエア上で連絡や共有はすべて済ませている」と説明する。例えば、あるプロジェクトについての連絡事項を関係者全員に行き渡らせるには、「そのプロジェクトにひもづけられた掲示板でやりとりしたほうが、便利だし確実。プロジェクトの経緯が追えるので、途中で入ってきた新しいメンバーにも情報を共有しやすい」という。  今年の提案内容である「No-表計算」は、業務部門の現場でよく使われている、表計算シートによる情報共有を削減しようというものだ。案件管理や顧客管理などの業務アプリケーションを、Excelとその上で動くマクロで作っている業務部門は多い。こうしたExcelによるアプリケーションはたいがい現場の社員が作るため、現場の仕事に即したものを実現しやすい。バックログがたまりがちなIT部門の負担も軽減される。青野社長はExcelファイルのこの点については、「いわゆるエンドユーザー・コンピューティングの良さを備えている」と評価する。

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