女子中高生がKinectプログラミングを体験 - ニュース:ITpro(情報元のブックマーク数)

理系志望の女子中高生を対象にKinectプログラミングをScratchでやったそうだ。

理系を志向する女子中高生を対象に、プログラミング体験を通じてIT分野への関心を高めるイベントが2012年2月4日に東京都内で開催された(写真1)。
イベントの名称は、「Scratchで体験するプログラミング・ワークショップ〜のぞいてみよう!情報オリンピックの世界〜」。その内容は、女子中高生が統合開発環境「Scratch(スクラッチ)」とモーションセンサー(Kinect)を使ったプログラミングを体験するというもの(関連記事)。狙いは、情報技術分野への関心を高めることと、国際情報オリンピックの認知を広めることである。
背景には、「学生の理系離れが著しい」(津田塾大学 情報科学科 教授の来住伸子氏)、「“七五三”といわれるように、高学年に進むほど理系から離れていく」(科学技術振興機構 理数学習支援部 主任調査員 ラオちぐさ氏)ことへの教育関係者およびIT業界団体の危機感がある。ここで言う七五三とは、小学生では理系好きが7割なのに、中高と進むにつれて、その割合が5割、3割と減っていくことを表している。

女子中高生がKinectプログラミングを体験 | 日経 xTECH(クロステック)

3時間半ほどのワークショップだったが、参加者はプログラミングを楽しんだようである。参加者の主な意見は、「家でもやってみたいと思った」「思っていたより簡単で面白かった」「C言語は挫折したけど、スクラッチは視覚的に操作できて簡単だった」といったものだった。日本は海外に比べて、女性エンジニアの活躍が少ないという。こうした地道な活動が人材育成を支える一助になればと感じたイベントだった。

女子中高生がKinectプログラミングを体験 | 日経 xTECH(クロステック)

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