マイクロソフト、次世代ファイルシステムを開発|Windows Server|トピックス|Computerworld(情報元のブックマーク数)

NTFSの次のファイルシステムはReFSらしい。

Microsoftは1月17日、同社の公式ブログにおいて、これからリリースされる「Windows Server 8」には「ReFS」と呼ばれる新しいファイルシステムが実装されることを明らかにした。この新システムにより、現行のWindows全エディションで利用されている「NTFS(New Technology File System)」が抱える多くの欠点が解消されるという。
Microsoft Windows担当プレジデントを務めるスティーブン・シノフスキー(Steven Sinofsky)氏は、「デスクトップおよびその他のバージョンのWindowsでも、NTFSを徐々に新ファイルシステムに置き換えていく」と同ブログ記事に記している。
「ReFSは、最小サイズのマシンから大規模データセンターに至る、さまざまなプラットフォームと連携できるよう設計されている」と、Microsoftの開発マネージャー、スレンドラ・ベルマ(Surendra Verma)氏はブログで述べたうえで、「新ファイルシステムでは、最長3万2,000字までのファイル・ネームおよびファイル・パスがサポートされるという。ホスト可能なファイルのサイズは1,800京(18 quintillion:18,000,000,000,000,000,000)バイト、同じくホスト可能なファイル数も1,800京となる」と説明する。
ReFSは「Resilient File System」の略称であり、その大部分がNFTSと互換性を有しているが、幅広い使用範囲に対応するための新たな特性も複数備えている。
その一例が、「定期的なチェックディスク作業」が必須ではなくなる点だ。こうした作業は、大容量ディスクの起動を遅くする可能性があった。また、ディスクを修復するのにシステム全体をオフライン化しなくてもよくなるため、ミッションクリティカルな処理を停止させる必要性もなくなる。さらに、正しくディスクに書き込まれなかったデータを自動修正することも可能だ。

http://www.computerworld.jp/topics/560/Windows%20Server/201491/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%80%81%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%82%92%E9%96%8B%E7%99%BA

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