Adobe、ReaderとAcrobatの定例アップデートを公開 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)
Adobe Readerのパッチが出たらしい。
米Adobe Systemsは1月10日、予告通りにAdobe ReaderとAcrobatの定例セキュリティアップデートを公開し、複数の深刻な脆弱性に対処した。Windows、Mac向けともReader/Acrobat X(10.1.2)および9.5が最新版となる。
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同社のセキュリティ情報によると、今回のアップデートでは2011年12月に発覚した問題も含め、メモリ破損など複数の深刻な脆弱性に対処した。いずれも悪用されると攻撃者に任意のコードを実行され、システムを制御される恐れがある。12月の時点でWindows版を狙った標的型攻撃の発生も確認されている。
脆弱性はAdobe Reader/Acrobat X(10.1.1)および10.xまでのバージョン(Windows/Mac向け)と、9.4.7までのバージョン(Windows向け)、9.4.6までのバージョン(Mac向け)に存在する。12月に公開されたWindows向けの臨時アップデート(バージョン9.xが対象)を適用済みのユーザーも、再度の更新が必要となる。