とにかく狙われた企業や個人――2011年のセキュリティ脅威動向 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

Symantecによる2011年の総括と2012年の予想を書かれていますね。

浜田氏は、「豊富な資金や技術を持つ組織が多大な時間を費やして展開した攻撃と思われる。Stuxnet攻撃のノウハウも取り入れていることが考えられ、2012年以降はより高度な脅威が出現するのではないか」と予想する。
スマートフォンを狙う脅威の増大」に関しては、マルウェアの多様化や日本を標的にする脅威の出現が特徴的だという。
前者では(1)情報を盗み取る、(2)有料サービスの料金を請求する、(3)被害者をおとしめる――という傾向に大別される。(1)についてマルウェアが搾取する情報はさまざまだが、浜田氏は「攻撃者がどのような目的で情報を取得しているかがはっきりしない」とし、新たな脅威が出現する可能性を指摘。(3)は例えば、「動物の虐待、違法ソフトの利用といった、ある種の正義感のような動機によって行われている」という。(2)は主に欧米で広く出回っているもので、有料サービスを強制的に利用させることで攻撃者が金銭を手に入れる手口だ。
一方、後者では日本語のAndroidアプリの海賊版に混入したボット型のマルウェアが見つかった。また、スマートフォンユーザーをだますワンクリック詐欺も出現している。浜田氏によれば、ボット型マルウェアはPCでは“おなじみ”の存在だが、モバイルでの拡大が懸念される。「モバイルOSでもroot権限が奪取されれば深刻な被害になる。2012年はそうした脅威に注意したい」(同氏)

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