AndroidのOSアップデート、なぜ提供までに時間がかかる? | 携帯 | マイナビニュース(情報元のブックマーク数)

iOSAndroidのOS更新の速度感の違い。まぁAppleが早いとは思わないけど・・・・

例えばiPhoneiPadといったデバイスの場合、Appleが最新OSのアップデートをリリースしたとすれば、世界中どこの国のどのキャリアのユーザーでもすぐに最新版をダウンロードしてソフトウェアを最新版にできる。制約を受けるのは古いハードウェアを所持するユーザーで、それでも少なくとも2世代前のデバイスまでは最新アップデートが約束されている。
だが一方でAndroidに目を向けた場合、OSアップデートが一度も提供されず、バグ修正以外の対策は行われないといったケースが頻繁に見受けられる。しかも「同じ端末の海外版ではアップデートが提供されているのに、日本のキャリアで販売されている端末にはアップデートが提供されなかった」といったケースや、仮に提供されても遅いタイミングでの対応がみられる。また最新OSへの対応も遅く、例えば11月に対応端末(Galaxy Nexus)が発売されたAndroid 4.0 "Ice Cream Sandwich" (ICS)は、いまだ既存の旧OSユーザーに向けたOSアップデートが行われていない。メーカー各社の発表を見る限り、早くても2012年第1四半期での対応となるようだ。

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結局はこの部分で遅延が発生する。

この後のプロセスについてもMotorolaでは触れている。まずGED向けに最適化された最新ソースコードを入手したら、それ以外の部品構成を持つハードウェア向けの最適化作業を行う。さらにキャリアごとに異なるカスタマイズや、メーカーが独自に持つアプリやソフトウェア(この場合はMotoCastやSmart Actionsなど)の対応を行う。この過程でバグ修正や品質向上のためのブラッシュアップを行い、携帯キャリアの認証ラボに持ち込むための基準を満たすだけの準備を行う形になる。その後、端末を提供する複数のキャリアへと製品を持ち込み、それぞれに対して数段階に分かれたテストを経て、晴れて製品として提供できるレベルのものとなる。また最終リリースに至る前にも、一部顧客を通じてフィールドテストを行われるという。最終版ソフトウェアは、製品へのプリインストールとOTA (Over The Air)のいずれのケースでも、携帯キャリアを通じて提供が行われることになる。Motorolaによれば、認証ラボへの準備だけで2ヶ月程度、さらに持ち込み後のテストからリリースまでには1-3ヶ月程度の時間がかかるとのことで、最低でも3ヶ月、長いときは半年ほどの期間がOTAでのロールアウトまでに要するのだという。

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