SNSは顧客に発信すると同時に、顧客から学ぶ場所 - 先進ユーザーに学ぶSNS活用法:ITpro(情報元のブックマーク数)

ローソンのSNS包囲陣の話。やっぱりネガティブ要因をまとめておくのはポイントか。

販促に力を入れているローソンだけに、現場の販促とSNSを司る機能が近くにあるほうが運用しやすい、という判断でしょうか?
それはありますね。広報のセクションでSNSを担当される企業もあると思いますが、ローソンに関しては営業計画のコントロールをしているのが広告販促企画部だったというのが大きいです。
逆に言えば、企業のスキームや組織をきちんと確立しないと、SNS上で表現したいことができない。仕組みの中にしっかりと入れ込むことがはじめの一歩だったとも言えそうですね。
ローソンに限ってはそうなります。販促とソーシャルが足並みを揃えないと、情報発信のタイミングを誤ってしまうこともありますし、いざ始めたもののうまく続かないということにもなりかねないので。

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すごいソーシャル包囲網ですね! 運用だけでも大変そうです(笑)。導入にあたって苦心されたことなどはありますか?
Twitterを始めるときの社内調整が大変でした。経営会議を通す必要があったので、とにかく説得材料を集めました。コストを試算したり、導入後に想定される炎上リスクなどネガティブな要素をリストアップして、その対処方針をまとめたり。といっても、最後のプレゼンは上司任せでしたが(笑)。
提案はあっさり通ったんですか?
はい。SNSの導入については、もともと社長の新浪からも話が上がっていたので。先日新浪にそのことを話したら、本人はすっかり忘れていたんですけどね(笑)。

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SNSもメディアごとに利用者の属性は異なります。Facebookの利用者をインサイトの「人口統計データ」で見ると、男性55%、女性36%、不明が9%。年齢は25〜35歳の方が多く、他のメディアと比べると35〜44歳のユーザーが利用されているイメージです。
アニメなど、若者が好みそうなトピックに対する反応も薄いので、大人のユーザーが多いのだろうと思います。たとえばmixiなどは10〜20代の女性がメイン。メディアごとにターゲットが異なることが分かったので、取り上げる話題なども調整するようになりました。
国別では日本のほかにもアメリカ、台湾、インドネシアの方が目立ちますね。インドネシアには店舗がありますが、アメリカや台湾にはないんです。ウォールに投稿いただくコメントから察するに、日本を懐かしいと思う方、親しみを抱いてくれる方が、「からあげクン食べたいな」なんて思いながら、チェックしてくれているのではないかと思います(笑)。

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