スマートフォン開発もやっぱりデスマか - きままな日記帳(情報元のブックマーク数)

メモ。

スマートフォン端末開発はいろいろと無茶しすぎてると思う。フィーチャーフォン開発のころも大概デスマな感じだったけどあんまり変わってないし、部分的には酷くなってさえいるような。見聞きした範囲だけど。
・メーカー側の人がAndroidについて行ってない(フィーチャーフォンの時の考え方のままの人とか。「Android詳しくないので下請けさん後はよろしく」)
・メーカーの人間に仕様調整や他チームとの調整を頼んでも、知識が無いので調整できない
・下請けもフィーチャーフォンやってたRTOS+C言語ガリガリ部隊がそのままAndroid開発にシフトしてJavaオブジェクト指向などにハマる
・開発期間はフィーチャーフォンより短いことが多い(実質3〜4ヶ月くらい?)
・予算もフィーチャーフォン時代より少ない(割り当てられる要員不足)
・ギリギリまで仕様が決まらない(フィーチャーフォンでも同じか…)
・各アプリがメモリ使いまくって端末のRAMを食いつぶして重い
・メーカーの企画、キャリアの要求レベルはフィーチャーフォン末期の高機能と変わらず(同等+αの機能を要求される)
AndroidのIntentをRTOSのタスク間メッセージと勘違いしている人が多すぎる(Intentをメッセージ代わりにした設計がチラホラ)
AndroidのServiceをRTOSのタスクと思っている(何でもServiceにして常駐させればいいってものでは…メモリ食うし)
など。
各メーカーともAndroid初号機はそうとう難産だったんじゃなかろうか。
数機種くらい開発をこなせばある程度、Androidのクセとかノウハウは貯まると思うのだけど、たぶんメーカーに貯まるというより下請けに貯まるほうが多いんじゃないかと。

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